2006年11月

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19日、東京会場(法政大学)にて「きもの検定」を受験いたしました。
東京はあいにくの雨模様でしたが、さすが受験生、多くの方々がきものをお召しでとても楽しかったです。
ただ残念な事に、私の座席が教室の最前列だったため、他の方々の着物姿をじっくり堪能することができませんでした。後になってから思い返しても頭に浮かぶのは皆様のコート姿ばかり・・・。
ぜひ来年もこの検定を受検したいです。そしてその時こそ皆様の着物姿をしっかりと拝見し、コーディネイトのお勉強もさせていただきたいと思っております。

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胴 15cm×170cm
お太鼓幅 30cm
竹とかわいらしいすずめを切りばめしました。
地の布は正絹、紬の反物より取りました。
緑色の経糸、蒼の緯糸で織られ、一見青色の無地ですが光の角度で緑がかって見えます。
つやがあり孔雀の羽根の鮮やかな青緑色を連想させるお色です。軽くサラリとした手触りなので、雨コート用の生地なのかもしれません。
未使用の反物でしたが少し汚れがあったので自宅で洗濯をしましたらアイロンで取れないシワができてしまいました。
それほど目立つ物ではございませんので着用には問題はないと思います。
切返しに黒色の布を使いました。節のある竹の幹が線状に白、ピンク、青でプリントされた着物地です。
切りばめには紬、縮緬、銘仙などのはぎれを用いましたが、すべて正絹と思います。
特にすずめは花柄の生地を集め、大変愛らしく仕立て上がっています。
小紋、紬、綿やウールのお着物におしゃれに装ってくださいね。
裏地は無地の着物生地(紬?)です。緑がかった青色を経糸に、赤紫色を緯糸に用いた平織りの織物で、遠目には濃い紫色に見えます。
正絹と思いますがはっきりとは判りません。
綿の帯芯を入れました。
角だしの形に作ってありますので、ひもを通して背負うだけの簡単帯です。
お太鼓の形を整えるために背部分に詰め物をしてあります。

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胴 15cm×170cm
お太鼓幅 30cm
クリスマスをイメージしたパッチワークの帯を作ってみました。
ベースはきなり色の正絹、真綿紬。未使用の布です。染物をなさっていた方からお譲りいただきました。
産地はわかりませんが非常に薄く、軽く、柔らく、手触りの良い、美しい生地です。
所々に小さな茶色い点々がありますが、シミではなく生地に織り込まれた物です。
パッチワークに使った布はクリスマスらしい色合せで、青地のちりめん、渋濃ピンクの紬、
グレーがかった緑の紬です。
全て正絹、着物のはぎれです。

純白の聖夜のイメージですが、もちろんクリスマスシーズン以外の袷の着物の時季に着用いただけます。
きれいな色の組み合わせが新鮮です。地が白色なのでどんな色のお着物にも合いますよ。

目につくシミ、汚れ、傷はありません。
ちらりと覗く裏地は深紅色の綿です。綿の帯芯を入れました。
角だしの形に作ってありますので、ひもを通して背負うだけの簡単帯です。
お太鼓の形を整えるために背部分に詰め物をしてあります。

来週の日曜日11月19日は第1回きもの文化検定が行われます。
実は、私も当日は東京会場に受験に行ってきます。
受験なんて運転免許をとって以来のことです。

100問のうち6割できると5級、7割以上なら4級に合格だそうです。
専門の公式教本が出ていて私も購入しましたが、結構ボリュームが
あって大変です。あと1週間なのでそろそろ本格的に勉強しなきゃ、
と思うのですが普段の生活リズムを崩すのは難しくなかなかはかどりません。
うーん、ブログを書いてたらなんか緊張してきました。

ちょっと勉強しよう・・・

今は、空前の検定ブーム。いろいろな検定がありますね。
皆様も興味があったら、きもの検定の公式ページを見てみてくださいね。
http://www.kimono-net.or.jp/kentei/outline/index.html

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胴 15.5cm×170cm
お太鼓幅 31cm
正絹、ちりめん、着物の反物より作りました。「萬葉小袖」のラベルがあります。
古典模様を今まで見たことのないくらい非常に精密な型染で表現しています。

全体的にこっくりとした茶色ベースですが、赤茶、黄土茶、深い抹茶緑、深鼠色で地を染め分け、草花や蝶を繊細かつ多彩に染め表しています。
ざっと見ても小豆、臙脂、紫、藤紫、薄紅、オレンジ、辛子、白、グレー、緑、青鼠と大変多色です。
それだけでも手の込んだ仕事ですが、さらに全体的に細かな江戸小紋のような地模様(花、蝶、菊、波等)が薄茶色で染められています。
画像では上手に捉えることができませんでしたが、しっとりとして深く冴えたシックな色合いです。画像では白が少し強く出ています。
非常に上質なちりめんと思います。

目につくシミ、汚れ、傷はありません。美品です。裏地は薄茶色の綿です。
上質なちりめんの感触を存分に楽しんでいただけるよう、ふわふわでとっても柔らかい帯芯を入れました。

角だしの形に作ってありますので、ひもを通して背負うだけの簡単帯です。
お太鼓の形を整えるために背部分に詰め物をしてあります。
今回の商品は帯枕を入れると普通のお太鼓のような形に装うことも可能です。

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